交通事故の豆知識

交通事故のなかでもっとも多いけがは、むち打ち症(頸椎捻挫)ですが、受傷直後はあまり症状が出ないことが多いので、病院でレントゲンを撮っても「異常なし」と言われることがほとんどです。
時間の経過と共に、頸椎のズレ(その他、腰椎、胸椎のズレ)が起き、そのため首の痛み・運動痛および運動制限、後頭部・背部・肩・上腕部にも痛みが放散します。
しかも「頭痛」「吐き気」「めまい」「上肢のしびれ」等を伴うこともあります。
私たちは身体についてのプロフェッショナルです。
マッサージをしないで施術することも可能ですので、もし交通事故にあわれましたら、一度ご連絡ください。

交通事故の補償、慰謝料とは

交通事故の被害者に対して、心の負担や苦痛を精神的な苦痛の損害ととらえて、金銭によって癒す賠償の事を言います。交通事故の施術において、自賠責保険(強制保険)や任意保険を利用して通院した場合、施術関係費、文書料、休業損害および慰謝料が支払われるので、利用者様の負担は基本的にありません。
また、ひき逃げに遭われたり、相手が保険未加入の場合においても、特別な補償制度があります。
交通事故の場合、利用者様の健康保険は使用しませんが、手続き申請後使用することも可能です。

自賠責保険について

自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)とは、公道を走るすべての自動車やバイク(原付含む)に加入が義務付けられており、一般に「強制保険」と呼ばれています。
交通事故の被害者が泣き寝入りすることなく最低限の保証を受けられるよう、被害者救済を目的に国が定めた保険制度です。
被害者の保護を目的としているので、本来は保険の契約者である加入者が保険金の請求を行うのですが、被害者も自賠責保険に対して請求できます。
被害者が請求を行う場合は保険金の請求ではなく損害賠償の請求と呼ばれますが、被害者にとっては同じ金額は補償されます。

保険金が適用されないケースとは

交通事故、交通事故と言っても、100%被害者の責任で発生した交通事故については、相手側の自賠責保険金(共 済金)の支払い対象にはなりません。

(1)被害車両が赤信号無視した事による事故
(2)被害車両がセンターラインを越えた事による事故
(3)被害車両が追突した事故